8月上旬に日曜日出勤した代休を使って、一人で100名城スタンプラリーに出かけました。
新幹線で博多まで。
博多のバスターミナルにあった立ち食い屋さんでおそばをいただきました。
小谷城とか月山富田城みたいに近くで食べ物を調達できぬとまずいですからの。
福岡空港だのレベル５スタジアムだのを通過してたどり着いたのが、県民の森入口。
日本１００名城公式ガイドブックにあったアクセス方法で大野城に行こうとしていたのですが、ここからの行き方がよくわかりません。徒歩約50分のはずなんですが。
仕方なく事務所に電話して尋ねてみると、「そこからだと歩いて90分かかる」と言われました。・・・ひどい。それならそうと書いておいてくれれば別のルートを採用したのに・・・。でもまあ今更仕方がないので、歩いちゃろうじゃんけ！と意気高く歩き出しました。
10分ほど歩いた頃だったでしょうか、向こうから軽トラが一台やって来て、わたしの手前で停止し、なかのおっちゃんが「さっき電話した人？」とわたしに問います。こ、これはもしや！「迎えに来ましたので乗ってください」。
！
た、助かる！
昨年の小谷城（熊や蛇に怯え、足を挫きながらも49小谷城をゲット(12/100) − 小谷城、京都、大阪(2) − - 雲行きが怪しい）でも軽トラのおっちゃんに助けられましたが、再びの幸運です。
助手席に乗るや否や地図など書かれた案内書をくれて、大野城の歴史や見所について説明してくれました。時間にして10分ほどかな。湯築城でも熱心に説明してくれたおっちゃんがいたのですが、お城関係に勤めている方々やボタンティアの方々はほんと自分のとこのお城に誇りを持っているんですね。うらやましいです。
途中、ここの写真を撮るといい、と言って百間石垣のところに車を停めてくれたので、素直に写真を撮りました。
それからセンターまで車で乗せていただきました。ありがとうございました。
無事100名城スタンプをゲットし、ちょっとそこら辺をうろうろしました。鯉やら亀がいる池があり、遊歩道があってじっくり見れるようになっていました。
「こんなとこなら、ヘビもいたりして」なんて思ったその時、まさにその生物らしき造形が足許にチラついたのです。恐怖にすくみあがるわたし。ですが立ち止まっては却って危険。とにかくこの場を逃れなくては！
恐怖に膝をがくがくさせながらなんとか安全圏まで遠ざかり振り返って見るとやはりヘビです。
ただ、動かなかったので、くたばっていたのかもしれません。とはいえ、昨年の小谷城の時と同様、すっかりおびえてしまったわたくし。
もはやこういうところに足を踏み入れる気力もありません。
しかし、まあわたしにとっては難関のひとつだった大野城をゲットし、一定の満足感を得ることができました。こんなところ、100名城スタンプラリーでもやってなければ来ることもないでしょう。
