今年145本目「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」

監督:ブラッド・バード
出演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグポーラ・パットン、マイケル・ニクビスト
製作:2011年 アメリカ
ミッション:インポッシブルシリーズ第4弾。わたしは1と2は大好きなのだが、3はあんまり印象に残っておらず、個人的にはちょっと「終わった」感を持っていないこともない。けど、ゴースト・プロトコルは楽しかった。
イーサン・ハントって、ビルの外を這いあがったりするの嬉々としてやっているのかと思いきや、やっぱりいやなんだな。他の手立てがないのかあれこれ言ってるとこおもしろかった。行くことにしたらしたで相変わらずの無茶ぶりを発揮してハラハラしたけど。あの、ビルの側面を下に向かって駆けてるとこ、観ている方のバランスもおかしくなりそうだった。
ゴースト・プロトコルは、イーサン・ハント以外のキャラクターもいい。敵役は「ミレニアム」のマイケル・ニクビストで悪人顔だし、ロシアの女暗殺者もかっこよいし、仲間のジェレミー・レナーもなんだかうじうじしてておもしろいし、紅一点ポーラ・パットンはきれいで強くてかっこいい。
最後にちらりとわたしの好きなルーサーが登場したのもうれしかった。
ただ、このシリーズ、まだ続くのかどうなのか知らないけど、トム・クルーズももう若くはないよなあ。別に動きが衰えたとは思わない(実際トムはよく走る)けど、顔がアップになるとやはり「トムも老いたなあ」という感想を持ってしまうのは致し方ないところ。
★★★★☆