「her/世界でひとつの彼女」(2014年105本目)

監督:スパイク・ジョーンズ
出演:ホアキン・フェニックススカーレット・ヨハンソンエイミー・アダムスルーニー・マーラ
製作:2013年 アメリカ
八丁座にて鑑賞。
人工知能型OSとの恋、というのがピンと来なくて見る気はなかったのだが、ツイッターで割と評判がよいので気が変わって見ることにした(こういうの多い)。
人工知能型OSとの恋、前半は割と違和感なく受け入れられたのみならず、これはすごい映画かも、というくらいの手ごたえがあったのだけど、後半は尻すぼみ、というかわたしのほうが心を閉ざして受け入れられなくなってしまったような感じ。
ホアキン・フェニックスは「ザ・マスター」が強烈過ぎてついああいう超個性的人物として見てしまうけど、セオドアみたいな繊細な人物も見事に演じていて感心した。
股上の深いズボンはいてベルトしてないところとか、充電をしなくてももってそうな携帯端末とか、セオドアが働くオフィスがすごく快適そうだなとか美術にも心奪われた。
「her/世界でひとつの彼女」@八丁座