2015年94本目「アクトレス 女たちの舞台」

監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュクリステン・スチュワートクロエ・グレース・モレッツ
製作:2014年 フランス、スイス、ドイツ
シネツインにて鑑賞。
おもしろかった。
舞台は芸能界、ジュリエット・ビノシュがベテラン女優役でクロエ・グレース・モレッツが勢いのある若手女優役と、現実を思わせる配役で台詞がいちいち現実世界をイメージさせて妙にスリリングだった。特にクロエちゃんとビノシュさんが顔を合わせる時なんて、ああクロエちゃんが何か失礼をしちゃうんじゃないかなあとハラハラしてしまった。ジュリエット・ビノシュが台詞合わせにマネージャ役のクリステン・スチュワートを相手にしている時にも台詞とは言え、やはりビノシュとクリステンを想起してしまう。
クリステンは「トワイライト」シリーズ以降のがんばりがすごくて、「ランナウェイズ」とか「オン・ザ・ロード」とかちょっと無理してるんじゃないかと言う気もしていたのだけど、やっぱりすごく魅力的。影のある目の風情がいいです。「エージェント・ウルトラ」も楽しみにしています。でも湖で泳ぐとこは、ジュリエット・ビノシュが素っ裸になってるのに、クリステンは下着なんて、もちょっとがんばってくれればよかったのにと思ったことも事実です。
★★★★★
「アクトレス 女たちの舞台」@シネツイン