まずは遊覧船に乗りました。
自分が車で通行するのにはしんどいですが、こんな峡谷で遊覧船に乗るのはワクワクします。
救命胴衣を着用し、いよいよ出発。
お客は僕らふたり以外に数名といったところでした。
船頭さんが船を操りながら、大歩危峡の成り立ちや歴史を説明してくれるのですが、特有のフシをつけてしゃべられるものですから、何だか可笑しくて話が頭に入りませんでした。
それでも、大歩危峡は地層がななめに表れていて、地殻変動による隆起によってこのようなことになったというお話は印象的でした。
遊覧コースに居ついているトンビに、船頭さんが餌をあげるというスペクタクルも見せてもらい、なかなか盛り上がったのですが、別に急流を下るわけでもなく、比較的穏やかなところをゆったりと進み、自然のなかでぼーっとするという時間を味わうことができました。
下船後、のどを潤しました。こういう時、その土地のものを好むのが僕で、全く気にしない(というより寧ろ土地のものを敬遠する)のが妻です。