「怒り」(2017年12本目)

監督:李相日
出演:渡辺謙森山未來松山ケンイチ綾野剛広瀬すず宮崎あおい妻夫木聡
製作:2016年 日本
原作:吉田修一
八丁座にて鑑賞。
吉田修一原作、李相日監督と言えば「悪人」だが、「悪人」は僕はあまり楽しめなかった。
けど「怒り」はもう出演陣の豪華さに目を奪われ、楽しみにしていた。
結果、最高だった。
整形して逃走を続ける殺人犯、に疑われかねない3人の男(森山未來松山ケンイチ綾野剛)と、彼らと出会った人たち(広瀬すず宮崎あおい妻夫木聡)。
犯人は誰なのか、という点を抜きにしても、それぞれのストーリーだけで充分おもしろかった(笑える、という意味ではない)。
特に、広瀬すず。「海街diary」で大ファンになったが、広瀬すずが出ているというだけで見たくなるような女優さんだし、この映画での広瀬すずも瑞々しくて痛々しくて最高だった。
★★★★★(星5つ)