今年14本目「ミスト」

「霧の中になにかがいる…」なにがいるかはだいたい想像通り。
霧の中の怪物もこわい、だけど隣にいる人間ももっとこわいで緊張感が続くスリリングさ。
喧伝されている「衝撃の結末」は確かに重〜い余韻が残った。あんなの、たまんない。
人生は選択の連続。動くかとどまるか、決断するかしないか、考えさせられる。
クローバーフィールドの時も思ったが、怪物像が画一的。でかいのがいて小さいのがいて、咬まれたりするともうだめで、体から怪物の子供が孵ったりするし、なにより見栄えが気持ち悪い。なにかの本で、アメリカは宇宙人と接触していて映画を通じて人類に宇宙人慣れさせようとしている、なんて説を読んだことがあるが、あんな気持ち悪いのはいやだな。