母の様子を見に、福山へ

木曜日に退院し、手術後の生活ぶりは如何に、と母の様子を伺いに福山に行った。
母が普段家の出入りに使う台所の勝手口に手すりが付いていたり、入浴用の椅子がお風呂にドンと置かれていたり、要介護だか何だからしい変化もあったが、母自身は特に問題もなく暮らしているようだ。ただ、人工股関節の制約で動き方にいろいろ注意が必要らしく、お風呂に入る際湯船に浸かるのがうまく出来ないらしい。一連の動きは教わったが、怖い、と言って、シャワーだけで済ませているようだ。
買い物などは相変わらず僕のいとことその娘があれこれ世話をしてくれているようだし、このままいつまでも甘えてていいのかというのもあるが、大丈夫そうかなと一安心した。
しかし、島の生活は不便。ごみ捨て場まで歩いて5分、母だと15〜20分かな、一番近いスーパーまで車で15分、母は既に車を手放してしまった。母のようなヨタヨタ歩きでは路線バスの乗り降りは不便だろうし、どうしてもどこかに行きたくなったらタクシーを呼ぶしかない。ひとり息子の僕がのほほんと離れて暮らしてていいんだろうか。