2020年38本目「透明人間」

透明人間

原題:The Invisible Man

製作:2020年 アメリ

監督:リー・ワネル

出演:エリザベス・モス、オリバー・ジャクソン=コーエン、オルディス・ホッジ

 

TOHOシネマズ緑井に行って「透明人間」を観賞した。

いつもは株主優待を活用して安く観ているのだけど、この日カードを忘れてしまい、お金を払って観なくてはならない羽目になってしまった。1,900円!映画って今そんなに高いんだ!

さて、「透明人間」。透明人間と言えば浮かぶのはピンクレディーの歌だし、昔透明人間ものの小説を読んで大興奮した思い出もあるが、やっぱり透明人間にはロマンがある。観なくてはという気にさせられる。

タイトルが透明人間なんだから、死んだとか言ってるけど、あいつが透明人間になるんだろう、と思いつつ、意味ありげな単なるショットにも隅々まで目を凝らしてしまったり、不穏な音楽にいたたまれなくさせられたり、もう作り手の思うつぼに陥った。

主人公の女性の最後の振り切れ具合もすごくて、もうへとへと。