母手術

母の手術に立ち会うため、朝4:30起きして福山に向かいました。
母は前日から入院して、手術に備えていました。
8時頃に病院に到着し、母のいる病室に。個室を希望していたそうなのですが、当面空きがなく、4人部屋にいました。
母はもう何年も「足が痛い」と言い続けており、ようやく今年股関節が悪いことが原因だとわかりました。そして今回人工股関節を着ける手術をすることになったのですが、前日の手術説明において人工股関節は動きに注意しないと外れやすいだの、何か月かに一度は検査や注射のために通院しなくてはならないと言われたとかで、そんな話を前日にするなんて、と結構怒っていました。案外元気そうで安心しました。
そうこうしている内に、看護師さんが時折やって来て、手術準備が始まりました。
そして9時、母は手術室に向かいました。
もうあとは僕たちは待つだけです。さすがにこういう時に小難しい小説を読む集中力は発揮できないので、持って来ておいた気軽な雑誌に目を通して過ごしました。
10年くらい前にも母は狭心症か何かで手術を受けており、その時にもこうして病院で待った、と妻は回想していましたが僕はよく覚えていません。
そうこうしているうちに、僕のいとこR子さんもやって来ました。普段ひとり暮らしをしている母のいろんな面倒を見てくれているR子さんには僕らは頭が上がりません。遅ればせながら今年からお歳暮を贈らせてもらうことにしたのですが、遅きに失した感は否めません。直接「いつもありがとう」を精一杯伝えました。
途中、個室が空いた、とのことで、母の荷物を移動したりしました。4人部屋も個室も明るくて清潔で安心しました。
お昼前、母が戻って来ました。
当たり前ですが、ぐったりしていて、まだ麻酔が効いて寝ているのかなという状態でした。
その後はいろんな人がやって来て、動いてはいけないので状態によっては拘束する同意にサインしたりだとか、退院後にリハビリ病院に転院する可能性についての検討がどうのこうのだとか、麻酔により譫妄状態になるため一晩付き添いが必要になるかも、だとかあれやこれやと言われました。
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母はというと、だんだんと覚めて来たようですが、麻酔の影響か吐き気がすると言って苦しそうでした。看護師さんもたびたびやって来てくれて、母に気分はどうかとたずねたり、手術痕をチェックしたり、足の曲げ伸ばしをさせたりして、ほんとに頼もしく思いました。
午後になると、母の意識もだんだんとはっきりして来て、どうやらこれなら付き添いは必要ないと言われ、夜間も看護師が見回りますから、と担当の頼もしい看護師さんにも言われ、母自身にも泊まらんでいいと言われ、沼隈の母宅に行くことにしました。
あまり食欲もありませんでしたが、松永のガストに寄って晩ごはんを食べました。
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また、入院中に必要なグッズ(マジックハンドや、お風呂で使うブラシなど)を買うように言われていたので、ザグザグにも寄ってみたのですが、どんなのがいいのかよくわからなかったので、少々高いのでしょうが明日病院の売店で買うことにしました。