夜のバイト

M営化が迫って来て、さまざまな準備でおおわらわ(らしい)。夕方になって「22時から3時までデータ登録のオペレーションを手伝ってくれる人を出してほしい」というオーダーがあった。場所は蔵前で、タクシー帰宅させてくれるとのことだったので、物好き心で行くことにした。他のメンバーも誘ってみたが誰も応じず、他社も当然誰も行かない。僕とHJの若手3名だけ。
学生時代にデータエントリーのアルバイトで鍛えたタイピング力でバチバチ登録してやる!と意気込んでいたのだが、実際のオペレーションはマウス操作のみで退屈極まりなかった。スクロール、スクロール、選択してクリック、またクリック、もひとつクリック。えー、これを3時まで延々やるの・・・?気が遠くなりそうになったがそれでもやっていると変なエンジンが点火して割と一所懸命やってしまった。運良く進捗が良かったので1時に終了。タクシーチケットをもらって帰った。タクシー帰宅久しぶりだな。

今の会社に入って、ずっとこのプロジェクトだけど「自分のシステム」という気はまったくしない。以前勤めていた会社で手がけたような規模だと自分でお客さんとこ行って、自分で設計して、製造もしたりして、最後導入してってやっていると愛着が湧くようなところがあったが、そういうのがない。規模が大きいからでもあるし、関わりが部分的だからでもあるし、言っては悪いが所詮うちは3次請けというのもある。今日ちょっとだけデータ移行に関わり、1次請けの方々のめらめらとした熱意に触れ、改めて責任感を思った。よい経験だったかも。