今年1本目「アバター」

監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントンゾーイ・サルダナシガーニー・ウィーヴァースティーヴン・ラング
製作:2009年 アメリカ
すごいなあ、よくこんなの作ったなあ、と感心。
アバターという仕掛けはあるけど、あらすじは拍子抜けするほどシンプル。
ナヴィ族の自然と共存した暮らしぶりや、木々のネットワークに先祖代々の知恵と記憶が保存されているといった考え方にはジェームズ・キャメロンてすごいロマンチストなのかなあと思った。(タイタニックの純愛とか)
一方、軍人や経済人は醜い。他民族の価値観を理解しようともせず、敵に仕立ててしまう。
期待の3Dは残念ながら、スクリーンが小さかったせいか、位置の問題なのか、カールじいさんの前に見たデモ映像ほどの「実際にそこにいる」感は少し物足りなかった。3D用のメガネはもう少し何とかならないもんかね。重いし、わたしのようなメガネ・オン・メガネになってしまう人にはつらい。3Dがばんばん出て来たら貸すんじゃなくて自分の買うようになるのかな。
3Dばっちり環境でもう一回見ようかな。