今年60本目「マイ・ブラザー」

監督:ジム・シェリダン
脚本:デヴィッド・ベニオフ「25時」
出演:トビー・マグワイアジェイク・ギレンホールナタリー・ポートマンサム・シェパード、クリフトン・コリンズ・Jr、メア・ウィニンガム、キャリー・マリガン
製作:2009年 アメリカ
いやいやすばらしい。いい映画。こういう映画を見ると、いい時間の使い方をしたなあって満足できる。
スター・ウォーズナタリー・ポートマンと、スパイダーマントビー・マグワイアがすばらしい。この子らはやればできる子らだ。
それにひきかえ私の好きな映画ベスト10入りしているドニー・ダーコジェイク・ギレンホールはどうした?もっとできる子だろ!?あんなムショ帰りで酒好きでいいかげんだけど、姪っこに優しくてみたいな役ならコリン・ファレルにだってできる。
でも、せっぱつまった兄トビー・マグワイアをなだめ、抱きしめたシーンは秀逸。感動的だった。
また、邦題「マイ・ブラザー」も、原題「BROTHERS」もピンと来ない。最後トビー・マグワイアはあの告白でやっといい方向に向かうと思うのだけど、それを引き出したのはブラザーのほうの力も大きいとは思うが、やはり妻や娘への気持ちなんじゃないだろうか。
ひとりっこのわたしには想像するしかないのだけど。