「君の名は。」(2016年120本目)

監督:新海誠
声の出演:神木隆之介上白石萌音長澤まさみ
製作:2016年 日本
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に続き、TOHOシネマズ緑井にて鑑賞。
始まってしばらくは「くだらない」と頭の中で吐き捨てるように言っていたのが嘘のようにのめり込んだ。
むすび = とき = 進んだりからまったり時には戻ったり、という言葉に象徴される、夢とか、何か/誰か/どこかを探している感じとか、人生の謎を共有している、というような感覚になった。
この世界の片隅に」も最高だったし、今年のアニメは大当たり。
★★★★★(星5つ)

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(吹替)(2016年119本目)

監督:ギャレス・エドワーズ
出演:フェリシティ・ジョーンズディエゴ・ルナドニー・イェンマッツ・ミケルセン
製作:2016年 アメリカ
TOHOシネマズ緑井にて日本語吹替版を鑑賞。
エピソード4の冒頭でいともあっさりと入手されたような印象を受けてしまうデス・スターの設計図、これだけの戦いと犠牲のもとつながれた「希望」だったんだな、という感動に包まれた。
R2-D2やBB-8と違って、可愛げないドロイドK-2SOの個性や、ドニー・イェン演じるチアルートのキャラクターも魅力的。ジンとかソウ・ゲレラあたりが今一つに思ってしまったところはあるのだけど…。
ダース・ベイダーの圧倒的な強さも堪能できたし、ラストに驚きのシーンもあって、大満足した。
★★★★★(星5つ)

人生初の夜勤

夜勤。
朝から仕事したまま徹夜になってしまうことはよくあったが、夜勤て初めてかな。
夜勤経験者にどのように体内時計を調整したらよいか尋ねてみたが、どうしたって夜は、特に夜勤初日は眠くなる、と身も蓋もない返事。
朝ゆっくり寝て、昼も体力温存すべく家でDVD「隣りのゾンビ」を見たり、少し昼寝したりして、夕方出勤。
コーヒーを飲んだり、顔を洗ったり、ガムを噛んだりして、何とか仕事をやりおおせることができ、翌朝帰った。

「隣りのゾンビ 〜 The Neighbor Zombie 〜」(2016年118本目)

監督:リュ・フン、オ・ヨンドゥ、ホン・ヨングン、チャン・ユンジョン
出演:オ・ヨンモ、チャン・ユンジョン、ホン・ヨングン
製作:2010年 韓国
DiscasでレンタルしたDVDで鑑賞。
韓国製ゾンビオムニバス映画。ゾンビ本を参考にDiscasで予約したと思われる映画にはもうほとんど期待していないのだが、これはなかなかおもしろかった。
ソウルを舞台に、ゾンビ感染者が増えて行くよくある展開、ゾンビ化しつつある恋人や母親を守ろうとするエピソードもあり、ワクチンによってゾンビが元に戻り社会復帰を目指す、だけどゾンビに家族を食べられた者には受け入れがたいとか、そういう一連の流れになっている。
わけのわからないエピソードもあるけど、ちゃんと作っているのが伝わって来るし、ゾンビメイクや血みどろ描写もしっかりしていた。
「逃げよう」、「骨を削る愛」、「その後…ごめんなさい」の3つのエピソードが僕のお気に入り。
★★★☆☆(星3つ)

隣りのゾンビ~The Neighbor Zombie~ [DVD]

隣りのゾンビ~The Neighbor Zombie~ [DVD]

母の様子を見に、福山へ

木曜日に退院し、手術後の生活ぶりは如何に、と母の様子を伺いに福山に行った。
母が普段家の出入りに使う台所の勝手口に手すりが付いていたり、入浴用の椅子がお風呂にドンと置かれていたり、要介護だか何だからしい変化もあったが、母自身は特に問題もなく暮らしているようだ。ただ、人工股関節の制約で動き方にいろいろ注意が必要らしく、お風呂に入る際湯船に浸かるのがうまく出来ないらしい。一連の動きは教わったが、怖い、と言って、シャワーだけで済ませているようだ。
買い物などは相変わらず僕のいとことその娘があれこれ世話をしてくれているようだし、このままいつまでも甘えてていいのかというのもあるが、大丈夫そうかなと一安心した。
しかし、島の生活は不便。ごみ捨て場まで歩いて5分、母だと15〜20分かな、一番近いスーパーまで車で15分、母は既に車を手放してしまった。母のようなヨタヨタ歩きでは路線バスの乗り降りは不便だろうし、どうしてもどこかに行きたくなったらタクシーを呼ぶしかない。ひとり息子の僕がのほほんと離れて暮らしてていいんだろうか。

大阪日帰りで義父母のお見舞い

僕の母が股関節の手術をして一か月、リハビリしてある程度動けるようになり、普段の生活での注意点も学びようやく退院することになった。病院から家への移動や、久しぶりに帰った家の掃除や片付けもあるだろうから僕も休んで福山に行こうとしていたのだが、母からその必要なしと言われて取りやめ、代わりに大阪に義父母の様子を見に行った。
お昼前に新大阪に到着し、まずは駅構内で昼ごはん。大阪生まれ大阪育ちの妻おすすめの親子丼の名店、が新大阪に出しているお店に行った。
道頓堀 今井。
道頓堀 今井@新大阪
食べたのは、親子丼とうどんのセット。
道頓堀 今井@新大阪
僕が普段うどんを食べるのは讃岐屋か丸亀製麺で、それはそれでおいしいと満足しているのだが、さすが大阪のうどん、美味しい。親子丼に至っては広島では食べたことがないんじゃないだろうか。美味しい。やっぱり都会には美味しいもんがあるなあ、とうらやましく思った。
そして、ルートは忘れちゃったが、電車であちこち移動し、時間もあるし歩こうということになり方角不明になりながらも約1時間歩いて義父母が入院する病院にたどり着いた。
義父母がどこがどう悪いのか、正直僕は把握し切れていない。
春過ぎくらいだったか、義母が不調とのことで入院し、一人暮らしになった義父がどこか下半身を骨折して入院し、それぞれその後も入院したまま違うところが悪くなったりして現在に至っている、という感じ。
今は、ふたり同じ病室に入っている。
行ってみると、何だか狭苦しい。本来一人部屋のところに二人入れてもらっているのだそうだ。
義父母ともに目をつむって休んでいた。が眠っているわけでもなく、声をかけると話に応じてくれた。
僕の母が手術・入院した病院とどうしたって比べてしまう。建物や設備の新しい古いは仕方のないことだが、何というか、もうちょっと何とかならんのん、という気がした。清潔感や、我々が居る間にやって来たスタッフの働きぶり。う〜ん、こんな病院かぁ…。
後でやって来た義姉に義父母の詳しい様子を教えてもらい、間もなく退出し、車で最寄りの駅まで送ってもらった。
あとは移動しながら適当に寄り道したりして、梅田に到着。
丸ビルで串揚げ食べた。
串揚げ 咲くら 大阪マルビル店 (さくら) - 北新地/串揚げ・串かつ [食べログ]

「手紙は憶えている」(2016年117本目)

監督:アトム・エゴヤン(「クロエ」を見たことがある)
出演:クリストファー・プラマーブルーノ・ガンツ
製作:2015年 カナダ、ドイツ
サロンシネマにて鑑賞。
ポスターやら、キャッチコピー「70年前、家族を殺したナチスを探せ。」からして、クリストファー・プラマーが人生の最後にすべてを懸けてカタキ討ち、みたいなものを想像したのだけど、そんな表面的な甘っちょろいもんじゃなかった。
クリストファー・プラマー演じるゼブは、最愛の奥さんが亡くなったことも覚えていられないほど年老いている。そんな彼が単身、復讐の旅に出る。危うい。
老人ホームの仲間と連絡を取りながら、旅を続ける。
拳銃を買ったり、拳銃を隠して国境を越えようとしたりする。危うい。
ターゲットももちろん年老いているし、既に亡くなっていたりする。
そして、ついに対峙する相手が…、ああつらい。
★★★☆☆(星3つ)