今年46本目「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」

3部とも映画館で見たけど、どうしても規模に対して中身がついていってないように思えてならない。
役者はそれぞれがんばっているんだろうな、と思うんだけど、何だか散漫な印象。
「本格科学冒険映画」って言うけど説得力がない。
ちょこちょこちょこちょこいろんなタレントさんが出て来るのも、かくし芸大会のドラマみたいな感じがする。
「ともだち」がパッとしないからかなあ。「世界大統領」なんてとんでもない大物のくせに魅力がない。悪役がしっかりしないから全体が締まらないのかなあ。
淀川先生と、最初に勤めたR社の教えを守って、映画についても美点凝視の精神で見ている僕だが、珍しくケナしてしまった。
何か肝心なエピソードとか重要な人物の関連を理解していないから面白さがわかってないのか?という心配もなきにしもあらず。
でもマンガ読んでみようという気は今のところなし。