広島交響楽団 第303回定期演奏会

広響の演奏会はしょっちゅう行こうと思っていたのに、広島に来て1年半でようやく2回目。
広島交響楽団 - メガネがキラリ☆
何だか客席が寂しい気がする。ベートーヴェンとかモーツァルトとかビッグネームの曲がプログラムにないからか?
この日のプログラム。

  1. マスネ 歌劇「ル・シッド」よりバレエ音楽
  2. ラヴェル ピアノ協奏曲 ト長調
  3. サン=サーンス 交響詩「死の舞踊」Op.40
  4. ルーセル 交響曲第3番 ト短調 Op.42

多分、初めて聴くものばかりだったと思う。特に良かったのはラヴェルの第2楽章。ピアノ・ソロだけによる美しいモノローグ。聴いてて涙が出そうになった。弾いていたのは、ピアニストの繊細さとは無縁そうな江口玲という人。
ではここでわたしが共感している谷村はるかの短歌を「ドームの骨の隙間の空に」から一句紹介しましょう。

ジーパンで自転車に乗り広島交響楽団(ひろきょう)の演奏会へ急ぐ夕暮れ