今年7本目「アンストッパブル」★★★☆☆

監督:トニー・スコットスパイ・ゲーム
出演:デンゼル・ワシントンクリス・パイン
製作:2010年 アメリカ

 無人貨物列車が突然暴走を始め、人々を未曾有の恐怖に陥れる戦慄のタイムリミット・サスペンス・アクション。ベテラン機関士と新米車掌が、化学物質を大量に積んだまま暴走する列車が引き起こしかねない大惨事の未然防止に命懸けで挑む姿とその運命の行方をスリリングに描く。主演はオスカー俳優デンゼル・ワシントンと「スター・トレック」のクリス・パイン。監督は「サブウェイ123 激突」のトニー・スコット
 ペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場。この日、初めてコンビを組むことになった勤続28年のベテラン機関士フランクと、職務経験4ヶ月の新米車掌ウィル。始めからソリが合わず、それぞれ私生活でも問題を抱える2人は、険悪な雰囲気で旧式機関車1206号に乗り込むことに。その頃、同州のフラー操車場では、運転士によるブレーキ操作のミスが原因で、最新鋭の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまう。39両の大編成で全長約800メートルを誇るそれは、極めて危険性の高い化学物質とディーゼル燃料を大量に積んでいるため、その先に待ち受ける急カーブで転覆すれば大惨事に発展することは必至だった。思わぬ事態に騒然となる現場を尻目に、みるみるスピードを上げていく777号。あらゆる手立てを講じるも敢えなく失敗に終わる中、全ての命運を託されたフランクとウィルは1206号の機関車両を777号の最後尾に連結させ、ブレーキでその暴走を停止させるという無謀な手段に出るのだが…。
allcinemaの解説より)

無人の暴走列車を止める映画?
何だか古典的だなあ、デンゼル・ワシントンはなんだってこんな映画に出演するのだろう。「サブウェイ123 激突」なんていまいちの映画にも出てたし、ちょっと作品選びに問題を抱えているんじゃないの?なんてぜんぜん期待せずに見に行ったのだけど、いやはやおもしろかった。
無人の暴走列車ってのが、危険な化学薬品を載せている云々を抜きにしても大編成でごーごー走っているとそれだけでこわいしド迫力。涙腺の緩くなったおじさんはどうしようなんて目をうるませることになった。これ、ほんとに止められんの?
あとは鉄道一筋28年役のデンゼル・ワシントンが、仲間と協力しあいながら暴走列車に挑む様、シビれた。経営陣ってのは緊急時にはゴルフやってるもんなんだな。あはは。
しかし、あれだね、列車を暴走させたミスを犯した、アメリカン・デブ。やっぱデブはああいうことやっちゃうんだよね。わたしもデブになる前に食い止める。
もうひとつ、デンゼル・ワシントンの娘たちがバイトしてる噂のフーターズ。何だか楽しそうなところだなあ。赤坂にまで行くことはできないが、大阪に2号店ができんもんかね。