今年31本目「洋菓子店コアンドル」★★☆☆☆

監督:深川栄洋
出演:江口洋介蒼井優戸田恵子
製作:2010年 日本

 東京で人気の洋菓子店を舞台に、恋人を追って上京した頑固一徹なヒロインと心に傷を抱えた元天才パティシエが織りなすほろ苦くも心温まる人間模様を綴るハートフル・ドラマ。主演は「GOEMON」「闇の子供たち」の江口洋介と「フラガール」「雷桜」の蒼井優。共演に江口のりこ戸田恵子。監督は「真木栗ノ穴」「60歳のラブレター」の深川栄洋
 東京で評判の洋菓子店“パティスリー・コアンドル”。ある日、鹿児島から上京したての田舎娘、臼場なつめがやって来る。ここで働いているはずの恋人・海に会うためだったが、当の海は店を辞めてしまっていた。海を見つけるまで田舎に帰ることもできず、行く宛てのないなつめはすっかり途方に暮れてしまう。そこでオーナーの依子に泣きつき、どうにか見習いとして住み込みで働かせてもらうことに。そんなある日、なつめは時折店に現われる評論家の十村遼太郎が、かつて伝説と呼ばれた天才パティシエだったことを知るのだが…。
映画 洋菓子店コアンドル - allcinema

スウィーツ流行りに乗っかって、パティシエメインの映画を作ったらOLが見に来るかもという安易な商業主義を嗅ぎつけてしまい、正直敬遠したかった映画だが、時間が合ったので見てしまった。
蒼井優。期待している女優さんなのだけど、「雷桜」といいこれといいちょっと作品選びに疑問符。田舎から出て来て東京でがんばっている役は「ニライカナイ」でやったし、方言丸出し役はさらに「フラガール」でもやっているじゃないか。
戸田恵子が言ったんだったか、江口洋介が言ったんだったか、蒼井優を指導する場面で「体で覚えろ」って言ってたのは納得。技術って体で覚えたら強い。
しばらくケーキを食べていなかったのだけどこの映画見たらやはり食べたくなった(商業主義の思うつぼ!)。帰りにそごうの地下で久しぶりにケーキを買ったのでした。