表紙には
Kについてはごく平凡なサラリーマンとしか説明のしようがない。
とあるけど、Kって結構いやなやつのように思う。打算的というか自意識過剰というか人を見下しているというか。
だから、Kが訳もわからず裁判に巻き込まれても、同情というよりは、こんなやつもっとひどい目に遭えばええんじゃ!と思ってしまう。
それでもラストにはびっくり。いや、まさか、こんな目に遭えばいいとまでは思ってませんでした。
- 作者: カフカ,Franz Kafka,辻セイ
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1966/05/16
- メディア: 文庫
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