母転倒、救急車、骨折、入院

10時頃、近所の人に誘われて支所で何か売店が出ている、とかで出かけていった母。
30分後くらいに、僕の知らないおばあさんが、うちに来て「お母さんが道で転んどるで!」と大きな声で知らせてくれた。
なんのこっちゃと表に出てみると、家の真ん前の歩道で母が寝っ転がっている。聞くと、痛くて動けないのだと言う。
寝っ転がったままではいけんじゃろと家から椅子を持って来て、痛がる母を抱き起して座らせた。
母は去年左の人工股関節の手術をしているのでそこがどうにかなったのかと思ったが、痛いのは右らしい。本人が「折れていると思う」というし、ほんの何歩かで家だというのに動くこともできないので、救急車を呼ぶことにした。僕にとっては人生初の119番。
救急車が来るまでに、救急隊員さんの指示通り保険証を準備したり、母は自分で日頃からお世話になっている親戚のCさんに来てもらったりした。
30分弱で救急車到着。
Cさんに救急車に同乗してもらい、僕は自分の車で救急車を追っかけた。とは言え、赤信号でもどんどん進む救急車について行けるわけなく、間もなく見失った。
指定された福山医療センターについて、診察結果を聞くと、やはり大腿骨の骨折、このまま入院して近々手術、必要書類を書いたり、看護師さんの指示に従って買い物をしたり、慌ただしく過ごした。

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母を一人残して行くのは申し訳ない気持ちだが、Cさんを送り届け、母宅の戸締りをして、広島に帰った。