今年17冊目「<勝負脳>の鍛え方」

記憶力をよくするために「心」を使う。記憶に関わる脳の各部位の機能。

1.海馬回(学習する・覚える)
2.扁桃核(感動する)
3.視床下部(意欲を高める)
4.側坐核(好きになる)
5.尾状核(感情を込める)
6.嗅結節(香りを嗅ぐ)
7.前頭連合野(よく考える)

よく言われることだが、好きなことや感動、いい香りがいかに記憶と密接にかかわっているか再認識した。
普段の行動として、目的と目標を区別し、目標を達成する手段を考え、目標達成まで続ける、ということが結局「勝負脳」を鍛えることにつながるそうだ。ごく当り前のことだが、できていない。
また、脳科学的にも「楽しんで」「心を込めて」なにごとも行うとよい、とのこと。説得力があった。

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)