今年59本目「少女たちの羅針盤」

監督:長崎俊一
出演:成海璃子忽那汐里森田彩華草刈麻有
製作:2010年 日本
映画 少女たちの羅針盤 - allcinema
わが故郷・福山市を舞台にした映画で、広島県内で先行上映ということで見に行った。
見始めて最初に違和感を覚えたのだけど、少女たちはじめ登場人物は方言を使わない。残念な気持ちもあったけど、「BADBOYS」みたいに変な方言使われるよりは良かったのかもしれない。
少女たちのキラキラしている青春がまぶしい。成海璃子はああいう直情型の役やらせたらもう貫禄だなあ。「BECK」唯一の良心・忽那汐里はあいかわらずかわいいし、森田彩華って子もいいじゃないか。
少女たちのひとりが殺されるというミステリー部門もあるのだけど、こちらもわたしは「えっ!?犯人この人?」ってびっくりした。
福山オールロケということで福山の情景も楽しみだった。天満屋のあたりとか、芦田川河原の公園とか、松永湾の光景とかもなつかしかったけど、わが高校が映った時はびっくりした。なんとも言えん感情が出て来て、しばし映画から注意が逸れて思い出モードに入りそうになった。
忽那汐里は劇中で名前は違うがわが高校の生徒という設定らしく、制服もわが高校のものらしいけど、わたしが通っていた当時のものとは違うのでそういう興奮はなし。
福山が魅力的な街に映っていた喜びも込めて★ひとつ上乗せしよう。
★★★★☆