監督:マーティン・マクドナー
出演:コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、ケリー・コンドン
製作:2022年 イギリス
評価:★★★☆☆
「スリー・ビルボード」の監督ということで観に行ってみました。
1920年代、アイルランドの小さな孤島が舞台。友人同士だった二人のうち一人が突然絶交を言い渡します。話を信じるなら、もともと素地もあって些細なきっかけもあってのことのようです。絶交されたほうは冗談だと思ったり仲直りを模索したりしますが、むしろ逆効果、声かけて来たら自分の指を一本ずつ切り落とすと脅します。
「お前の指」じゃなくて「自分の指」…。バイオリンを弾く楽しみを見出しているかのような近況なのに…。そして実際に左手の指を切ってしまうのです。
人と人のいさかいの傍から見たら「なんでやねん」の極致でした。観終わってなんだかつっかえるような感じ。
そういえば「スリー・ビルボード」の主人公もやる時は徹底的にやる人でした。